<del>

<del> 著者・筆写者・注釈者・校正者により,削除または削除として符号化または 余分なものまたは間違いとして示されている,文字,単語,句を示す. [3.4.3 Additions, Deletions, and Omissions]
モジュールcore — Elements Available in All TEI Documents
属性att.global (@xml:id, @n, @xml:lang, @rend, @style, @rendition, @xml:base, @xml:space) (att.global.linking (@corresp, @synch, @sameAs, @copyOf, @next, @prev, @exclude, @select)) (att.global.analytic (@ana)) (att.global.facs (@facs)) (att.global.change (@change)) att.transcriptional (@hand, @status, @cause, @seq) (att.editLike (@evidence, @source, @instant) (att.dimensions (@unit, @quantity, @extent, @precision, @scope) (att.ranging (@atLeast, @atMost, @min, @max, @confidence)) ) (att.responsibility (@cert, @resp)) ) att.typed (@type, @subtype)
クラブのメンバー
上位
analysis: cl pc phr s w
figures: cell
linking: ab seg
spoken: u writing
tagdocs: eg
textcrit: lem rdg wit witDetail
verse: rhyme
下位
dictionaries: lang oRef oVar pRef pVar
gaiji: g
header: biblFull idno
iso-fs: fLib fs fvLib
textstructure: floatingText
verse: caesura rhyme
宣言
<l>
 <del rend="overtyped">Mein</del> Frisch <del rend="overstriketype="primary">schwebt</del>
weht der Wind
</l>
<del rend="overstrike">
 <gap reason="illegiblequantity="5unit="character"/>
</del>
解説

gapを参照のこと.

当該解釈の確信度は要素certaintyで示される (21 Certainty, Precision, and Responsibilityを参照のこと).

当該要素は,短いテキスト部分,例えばひつとの単語や句が削除されてい る時に使用されるべきである.要素delSpanは,より大きなテキ スト部分,例えば,下位構造を含むものや追加と削除をともに含むような ものが削除されているときに使用されるべきである.

当該削除されているテキストは,少なくとも転記するに充分なほどには読 めるものでなければならない.全く読めないのであれば,要素 delは使うべきではない.この場合には,要素gapを使 い,転記できない単一のテキスト部分を示すべきである.この際,属性 reasonにより転記ができない理由が削除であることを示すこ とができる.全てが読めるわけではないという場合には,要素 unclearを使い,確信が持てないが読めるひとつのテキスト部分 を示すべきである.詳しくは,11.3.1.7 Text Omitted from or Supplied in the Transcriptionを参照のこと. また,要素delと要素gap, damage, unclear, suppliedとの関係については, 11.3.3.2 Use of the gap, del, damage, unclear, and supplied Elements in Combinationを参照のこと(damageとsuppliedは元資料を転記 するための追加モジュールを使用する際に使うことができる).

要素delは,編集者や符号化する人による削除部分に使用される べきではない.この場合は,要素corrまたは要素gap が使われるべきである.