teidata.numeric

teidata.numeric 数値をとる属性値の範囲を定義する.
モジュールtei — The TEI Infrastructure
当該モジュールを使用するもの
クラス:
要素:
Content model
<content>
 <alternate>
  <dataRef name="double"/>
  <dataRef name="token"
   restriction="(\-?[\d]+/\-?[\d]+)"/>

  <dataRef name="decimal"/>
 </alternate>
</content>
宣言
<rng:define name="teidata.numeric">
 <rng:choice>
  <rng:data type="double"/>
  <rng:data type="token">
   <rng:param name="pattern">(\-?[\d]+/\-?[\d]+)</rng:param>
  </rng:data>
  <rng:data type="decimal"/>
 </rng:choice>
</rng:define>
teidata.numeric =
   xsd:double | token { pattern = "(\-?[\d]+/\-?[\d]+)" } | xsd:decimal
解説

10進数を作る数値.

また,IEEE倍精度浮動小数点(64bit長)をとることもできる.例えば, ±10⁻³²³ から ±10³⁰⁸など.

科学的数値を評点する際,‘指数表現’は,属性値と して記述される. 10進数による仮数部,続いて記号E,続いて指数 部がくる. 乗算記号と底(10)は省略される.仮数部と指数 部には負になるかもしれない.記号Eと指数部を 分けるために空白文字を入れる必要はない.例えば,3×10⁸ は 3E8と書かれる.

他の例として,以下のようなものがある.

  • 3E10 (光の速度(cm/秒))
  • 9.12E-31 (電子の質量(kg))
  • 4E11 (銀河系にある恒星の数(推定値))
  • -1.76E11 (電子の電荷(クローン))

仮数部と指数部を分ける記号はeまたは Eのどちらでもよいが,当ガイドラインでは Eを使うことを推奨する.これは,他の規格との 整合性を保ち,数学における定数との混同を避けるためである.