Version 4.5.0. Last updated on 25th October 2022, revision 3e98e619e
xml:id属性は、その要素に対する基準的形式の参照を表すために用いてもよい。詳細は3.11 Reference Systems節を参照のこと。
この属性の値は、もし空白やその他の区切り符号があったとしても、つねにひとまとまりのトークンとして解釈され、また数字のみで構成される必要はない。この属性は典型的には章や節、リスト等の構成要素の付番に用いられる。テキストの標準的な参照体系の仕様に含めることができる。
xml:lang の値は、直接の親要素、そのまた親要素からというように、文書の上位階層から継承されてくる。できるだけ高い適切な階層に xml:lang を指定するのが一般には望ましいが、teiHeader には関連するリソース要素と異なるデフォルト値が必要となったり、一つのTEI文書が多くの言語のテキストを含みうることには注意されたい。登録された言語タグの正式なリストはIANAが管理しており、http://www.iana.org/assignments/language-subtag-registry から確認できる。言語タグの構造についての良い概説は https://www.w3.org/International/articles/language-tags/ を、手順を追った実用的なガイドは https://www.w3.org/International/questions/qa-choosing-language-tags.en.php を参照されたい。利用する値は、BCP 47 に準拠しなければならない。もし値が私用コード(x- から始まったり -x- を含む)ならば、その ident 属性と一致する値を持つ language 要素をTEIヘッダ内に追加して内容を説明すべきである。この説明は私用コード以外にも任意で追加できるが、 (IETF)Internet Engineering Task Force による定義と整合していなければならない。
この属性の利用に関する案内はXML仕様を参照。xml:spaceを適切に扱うパーサーは多くない。